ハーディ・ガーディ

■ ハーディ・ガーディ(hurdy gurdy)は、

弦楽器の一種で、その起源はたいへん古く、中世までも遡ります。

やや自動的・機械的な楽器で、弦を押さえるのは大正琴のような鍵で、輪のようなものをハンドルで廻し、摩擦を音は弓の代わりに起こして発生させます。
ほとんどのハーディ・ガーディには、旋律弦の他に複数の「ドローン弦」があり、旋律と同時に常に持続音が響いています。

このため、バグパイプと似たところがあり、フランスの民族音楽や、現代のハンガリー音楽などでは、バグパイプと同時に、または代わりとしてしばしば使われています。
ハーディ・ガーディの演奏は、多くのヨーロッパの民族音楽祭で見ることができます。
その中でも著名なのはフランスアンドル県のサン・シャルティエで、7月14日前後に行われる音楽祭です。

ハーディ・ガーディ関連サイト

●Vielleux in Thailand
タイ在住の方がハーディ・ガーディを紹介しているサイトです。
http://www.geocities.jp/vielleuxinthai/index.html

●ロバハウス
古楽器・民俗楽器を使って演奏活動をしているグループです。
http://www.roba-house.com/index.html

●中世音楽ユニット ホムンクルス
http://www012.upp.so-net.ne.jp/mahya/Homunculus.html

スポンサーリンク

民族楽器紹介@